意外とわかっていないa moment/a minute/a second/a whileの違い を大解剖!【キャリアアップのためのビジネス英語講座】

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“just a moment” “just a minute” “just a second”、どれも「少々お待ちください」ですが、これらにどんな違いがあるのか、意外と理解できていないのではないでしょうか?
今回は、”a moment”、”a minute”、”a second”、“a while”の違いを見ていきましょう。

1. “a moment” は15秒〜5分くらい(短い時間)

“a moment”は、15秒〜5分くらいの「短い時間」を指し、長くかからないことを話す時に使います。

◆for a moment(ちょっとの間)

Can we have your attention for a moment?
ちょっとだけ耳を傾けていただいてよろしいですか?)

◆in (just) a moment(すぐに)

My boss will come here in just a moment.
(上司がすぐにここに来ます)

“in just a moment”は“soon”と同じ時間感覚です。
“shortly” や ”momentarily”も「すぐに」ですが、”in just a moment”のほうが、フレンドリーでより短いニュアンスになります。
また“in a moment”でも良いですが、“just”があった方が自然です。 

◆for the moment(当分の間)

”a”が“the”になるだけで、“for the moment”「しばらくの間(当面)」という意味になります!
Can we have your attention for the moment?
しばらくの間耳を傾けていただいてよろしいですか?)

2. “a minute”は30秒から5〜10分くらい(短い時間)

“a minute”は、具体的に60秒(1分)を指すのではなく、30秒から5〜10分の「短い時間」を指します。”a moment”とほぼ同じ意味と思っていただいてOKです!

◆for a minute(ちょっとの間)

Can we have your attention for a minute?
ちょっとだけ耳を傾けていただいてよろしいですか?)

◆in (just) a minute(すぐに)

My boss will come here in just a minute.
(上司がすぐにここに来ます)

“in just a minute”も“soon”と同じ時間感覚です。
“I’ll be there in just a minute.”と言えば、相手は通常5分から10分くらいであなたが到着するのを期待することを覚えておきましょう!
また、”in a minute”でも良いですが、“just”をつけた方が自然です。

◆in just one minute(1分で)

具体的に「1分」を表したいときは、”a”ではなく”one”minuteと言います。
I’ll finish writing in just one minute.
あと1分ほどで書き終わります)

3. “a second”、“a moment”、“a minute”は全部同じ!

実は、”a second”も「1秒」ではなく「短い時間」を指すので、意味的には”a moment”と”a minute”と一緒と考えてOKです。
つまり、“a second”、”a moment”、“a minute”は、どれを使っても時間感覚は同じということ!よって、上記1、2の表現は“a second”でも代用が可能です。

ただし、「少々お待ちください」というとき、
Just/wait a moment>Just/wait a minute>Just/wait a secondの順で、多少の丁寧さの違いがあること知っておきましょう。
ビジネスシーンでは”a moment” を使うことをオススメします。

4. “a while” は数分〜数日くらい(短〜中位の時間)

“a while”は、「数分、数時間、数日」という幅広い時間感覚を表せますが、いずれにせよ短〜中くらいのニュアンスで、”a moment”、“a minute”、“a second”よりも長い時間を指します。

◆for a while

We’ll discuss this for a while.
(我々は、しばらくこれについて議論します)

◆for a little while

“little”を挟めば、「少しだけ、ちょっとだけ」という「短い時間」を表すことができます。
特に話すときは、“in a short time”よりも、ネイティブっぽいナチュラルな表現です。

We’ll discuss this for a little while.
(我々は、ちょっとだけこれについて議論します)

◆for quite a while

”quite”をつけることで、「超長いわけではないけどそれなりに長い」ニュアンスを表せます。シチュエーションによって、数時間だったり数日だったり、何年かだったりします。

I haven’t talked to him for quite a while.
けっこう長い間彼と話していません)

いかがでしたか?
“a moment”、“a minute”、“a second” はどれでも同じ意味、”a while”はそれよりも長い時間と覚えれば、そんなに難しくないですよね!

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