英語で話しているときに「きちんと気持ちが伝わっていないのでは?」と不安になったことはありませんか?
ネイティブスピーカーが話すのを聞いていると、シンプルなフレーズでも確かなニュアンスが伝わってきます。そのポイントが「副詞」です。いつもの英文フレーズに副詞を加えることで、言いたいことがしっかり伝わる可能性が格段にアップします。
そこで今回は、ネイティブが会話でよく使う英語の副詞を紹介します。
actually(実は、本当は)の使い方
actuallyは、心に秘めていたことを打ち明けるときや、事実を強調するときにネイティブが頻繁に使う副詞です。
相手を驚かせる「実は~」
黙っていたことを告白するときなどに、actuallyが頻繁に使われます。
Do you like your company?
(会社は好きですか?)
Actually, I quit my job.
(実は会社を辞めてしまいました。)
会社勤めをしていると思っていたのに、実は辞めていたなんて!と質問した人が驚いてしまうようなシチュエーションで使われます。
会社を辞めたのに、会社へ行くふりをしていたという場合は、actuallyではなくhonestly speaking(正直に言うと)を使った方が、嘘をついていたことを謝る展開に持ち込みやすいです。
本当の出来事を強調する「本当に~」
日本人が英語で「本当に~」というときにreallyを使うのを耳にすることが多いです。Actuallyは、事実を強調したいときにreallyと置き換えることができます。
Do you actually(really)want to quit your company?
(本当に会社を辞めたいのですか?)
actually(really)をフレーズに加えることで、(表面上は楽しそうに働いているのに)本当に辞めたいの?と相手の決意が本当のものなのかを確認することができます。
basicallyとessentially(基本的に)の使い方
basicallyとessentiallyには「基本的に」という意味があります。basicallyは「根本的に」、essentiallyは「本質的に」というように多少の違いはありますが、二つの言葉は置き換えて使うことが可能です。
Basically (Essentially), I agree with you.
(基本的には、あなたに賛成します。)
あまり会話では出てきませんが、fundamentallyもbasicallyやessentiallyとほぼ同じ意味のある副詞です。
generally(一般的に)の使い方
generallyには「通常」や「大抵」という意味があります。日本人が頻繁に使うusuallyやnormallyとほぼ同じ意味として使うことができます。
I generally (usually/normally) work from home on Monday’s.
(通常、毎週月曜日に私は在宅勤務をします。)
また、ネイティブの会話では、generally speaking(一般的に言えば)も頻繁に使われます。
Generally speaking, a meeting starts on time in Japan.
(一般的に言えば、日本では時間通りに会議が始まります。)
seriously(真剣に、本気に、深刻に)
seriouslyも使い方を覚えると、さまざまな場面で使うことができる便利な副詞の1つです。
真剣に、本気に
seriouslyは「真剣に」や「本気で」という意味で使われることが最も多いです。
If you want to pass your exam, you must study seriously.
(試験に合格したかったら、真剣に勉強しなくてはいけません。)
上の例文のように副詞を文末につけると、直前の単語(この場合はstudy)を修飾させることができます。
また、seriouslyは真剣な話をするときの導入に使う時にも適しています。
Seriously speaking, I need to finish this task by tomorrow.
(真面目な話、明日までにこのタスクを終わらせる必要があります。)
seriouslyだけで会話を成立させることも!
Are you serious?(本気ですか?)をseriously?と言い換えることができます。そして、答えもseriously(本気です。)の一言でOK。質問も答えも、語尾は下げてくださいね。really(本当に)もseriouslyと同じように一言で会話を成立させることができますが、seriouslyよりもカジュアルな表現なので目上の人には使わないようにしましょう。
深刻に、重い
seriouslyは、病気やケガ、状況などが深刻なときにも使うことができます。
He is seriously injured.
(彼は大けがをしています。)
上の例文のseriouslyをreallyにすると「ケガをしているようには見えないけど、実際はケガをしている」というように全く別な意味に取られることになるので要注意です。
英語の副詞を使って言いたいことを正確に伝えよう!
英語の副詞を正しく使いこなせるようになると、表現の幅が大きく広がります。フレーズに一言加えるだけで、ぐっと相手を引きつけることができるのです。
今回ご紹介した副詞の数々、「聞いたことはあるけれどあまり使ったことがない…」という人も多いかもしれません。ぜひ「こなれた英語で話そう!日本人があまり知らない便利な英語の副詞5選」で紹介した副詞と合わせて、どんどん会話で使ってみてくださいね!
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