【完全版】英語が必要な就職・転職に使える「応募から面接まで」のステップ

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求人募集に「要英語」とある場合、まず用意すべきものとして思い浮かぶのは、TOEICのスコアの証明書でしょうか?実は英文履歴書の作成、英語面接の準備など、応募に備えてやっておくべきことがいろいろとあります。英語が必要なポジションに応募するにはどういう準備をしておけばいいのか、ワンステップずつ見ていきましょう。

「要英語」のポストへの応募に必要な書類は?

TOEICスコアの証明書はもちろんあったほうがよいのですが、それだけでは少々弱い場合があります。学校や関連機関から書類を取り寄せたり翻訳したりする必要が出てくるかもしれず、できるだけ早めに用意しておくようにしましょう。

英語力を証明するには?

ビジネス英語と言えばまずはTOEIC、と思うかもしれませんが、実はTOEICは日本や韓国などアジアでよく知られた試験で、高いスコアを持っていても、欧米など他国の採用担当者には強くアピールしないことがあります。

アメリカ系企業であれば、大学入学者向けの試験であるTOEFLを受けておくとよいかもしれません。ヨーロッパ系やオーストラリア・ニュージーランドの企業であれば、IELTSやケンブリッジ英検といった試験のスコアのほうが、採用担当者に好印象を与えることができる可能性があります。英検は日本の担当者にはわかりやすくて好評ですが、あいにく外国人にはあまりなじみがありません。

ビジネススクールやインターンシップの修了証も役に立つ

大学の成績証明書(academic transcript)や卒業証明書(certificate of graduation)を提出するのは採用内定後かもしれませんが、選考時に求められた場合に備え、あらかじめ用意しておくと安心です。海外の大学に留学したのであれば、卒業大学から取り寄せます。書類を日本語で提出する必要がある場合は、翻訳しておくようにしましょう。

日本の大学を卒業した場合、日本の企業であれば日本語の証明書だけでもよいのですが、念のため英文を用意しておくと、外国人採用担当者がすぐに理解することができます。

大学留学をした経験がなくても、海外もしくは日本でビジネススクールのコースやインターンシップなどを修了したことがあれば、修了証を英文・和文で用意。応募時か面接時に提出して、これまでの活動をアピールします。国際ボランティア活動の経験があれば、団体から修了証をもらっておくといいでしょう。アートやスポーツ、料理など趣味の短期留学でも、志望する職種に関連したものであれば、修了証が有利に働く場合があります。

英文履歴書と英語面接で差をつけるには?

外資系企業やグローバル企業で要英語の仕事に就く際には、やはり英文履歴書が必要になってきます。英語面接が行われる可能性もあることから、しっかりとした丁寧な受け応えができるよう練習しておきましょう。

英文履歴書はどのように書く?

英文履歴書はresume(レジュメ)またはCV(Curriculum Vitaeの略)と呼ばれます。CVのほうが詳細な職務経歴書に近いものとされていますが、厳密に区別しないことも多いようです。

日本では「履歴書」と言えば皆決まって同じ書式の用紙を使用しますが、英文のresumeやCVは、記載すべきことが大まかに決まっているだけで、特定の書式がありません。ウェブサイトなどを参考に、自分でオリジナルの書類を作成する必要があります。

複数の企業に同時に応募する際、いつも同じ履歴書を使うのではなく、相手の企業が必要とする能力に合わせて、自分のアピールポイントを少しずつアレンジして提出するといいでしょう。なお、「外見で能力を判断しない」という観点から、英文履歴書に写真は不要です。

参考:英語で履歴書を書く際に気をつけるべき4つのポイント【履歴書見本つき】

英語で履歴書を書く際に気をつけるべき4つのポイント【履歴書見本つき】

英語面接の決め手は?

「仕事の面接」はjob interviewと言います。英語を流ちょうに話すことができるというだけでは不十分、ビジネスの場面で使用する丁寧な表現でやりとりする必要があります。ウェブサイトなどを参考に想定質問を設定し、自分だったらどのような答え方をするか考えておくようにしましょう。

ただ、面接はとても緊張するもの。自分一人で練習していたのでは、なかなか実際の場面の雰囲気を体験することができません。そこで、オンライン英会話のレッスンなどを利用して、先生に面接官の役割をしてもらい、模擬面接をしてみましょう。「英語面接の予定があるので手伝ってほしい」と伝えれば、間違っているところは指摘し、適切な答え方を指導してくれます。

参考:【就職・転職に効く英語】これじゃ一発で面接落ち?NGワードに要注意

【就職・転職に効く英語】これじゃ一発で面接落ち?NGワードに要注意

オンライン英会話レアジョブにはビジネス経験のある先生が多数在籍し、英語面接がどのようなものであるかということをよく理解しています。模擬面接をしてみれば、上手な答え方を指導してくれるだけでなく、英語の面接で好まれる態度や姿勢など、面接官にアピールする方法も教えてくれるかもしれません。

レアジョブ英会話
https://www.rarejob.com/

まとめ

日本で「要英語」の求人に応募するにあたり、用意しておくといいものをまとめておきます。
◎必ず用意しておくもの
○できればあったほうがよいもの

◎英文履歴書
◎TOEICスコア証明書
○TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英検等の証明書
○大学の成績証明書(academic transcript)
○大学の卒業証明書(certificate of graduation)
○ビジネススクールやインターンシップの修了証
〇国際ボランティア活動や趣味の修了証

応募時に提出した英文履歴書と修了証等は、面接中にすぐに参照できるよう、コピーを取って持っていくといいでしょう。

しかし、これだけのものを用意するのはちょっと大変、時間もかかるということがわかると思います。また、とにかくたくさんの書類を用意すればいいというわけではありません。目指す職業に合わせて自分のアピールポイントを決め、どういった英文履歴書や修了証を用意すれば採用担当者の目を引くか、じっくり対策を立てて取り組みましょう。

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