海外旅行に数回行くと、次はこれまでしたことのない経験を現地でしてみたいと思うもの。ライブハウスなどの夜遊びに出かけるのもその一つです。音楽好きでもそうでなくても、思い出に残るナイトライフアクティビティを是非経験してみませんか?今回はそんな海外のライブ事情をご紹介します。
「ライブハウス」は和製英語?海外におけるライブハウスとは?
海外旅行に行き、ホテルのフロントで「Could you tell me how to get to the nearest live house?(一番近いライブハウスの行き方を教えてください)」と聞いてみても、残念ながら相手には通じないかもしれません。その理由は、実は「ライブハウス」が和製英語だからなのです。まずは海外のライブハウスの見つけ方や呼び名、そしてチケットの取得方法などをご説明します。
海外にはどんなライブハウスがあるの?
日本では「ライブハウス」という音楽専用の箱があり、そこでチケットとチャージ料を払って音楽を聞くというのが一般的なスタンスですよね。しかしアメリカなどの欧米では、bar(バー)やcafé(カフェ)、pub(パブ)、club(クラブ)などでライブ音楽をやっているというのが基本的なスタンスです。ただしすべてのバーやクラブで毎日生演奏があるわけではありませんので、ライブ演奏をしている場所を探したいときには下記のように聞くといいでしょう。
Is there a live music club around here?
(この辺でライブをしているクラブはありますか?)
特にロックやジャズのライブをやっているクラブやバーを探したい場合には「rock club」「jazz club」などと表現するといいでしょう。
I’m looking for a rock club.
(ロックのライブ演奏をしているクラブを探しています。)
Where is the nearest jazz bar?
(一番近いジャズ・バーはどこですか?)
また、ライブ会場という意味では「venue」という言葉もよく使われます。特にイギリスではよく聞く言葉ですよ。
Where is today’ venue?
(今日の会場ってどこ?)
見つけ方・チケットの取得方法
現地でとにかくライブを見たい!という場合、どのようにしてライブ情報を入手すればいいのでしょう。2つのパターンがありますので、あなたに合う方を選んでくださいね。
▼日本で事前にネット予約しておく
ニューヨークやロンドンなどの大都会であれば、沢山のライブ会場があり、毎晩色々なライブが企画されています。事前に特定のジャズ・クラブやライブバーのHPをチェックし、自分が滞在する日のイベントをチェックするのが正確でしょう。ライブ会場のHPからチケットを購入できることもありますよ。
また、ある程度有名な人物のイベントであれば、世界中のあらゆるチケットが手に入るウェブサイト、「Ticketmaster(https://www.ticketmaster.com)」でイベント情報を入手し、チケットを手に入れることが可能な場合もありますよ。その際のチケットは、Eチケットの場合もあれば、現地のBox officeというチケット売り場で、予約番号を提示して受け取る場合もあります。たまに郵送しかない場合もありますが、滞在先のホテルに郵送してもらえることもあるようですので、事前に確認してみましょう。
▼現地についてから飛び入り入場する
「有名なバンドでなくてもいいので、とにかく現地のライブの雰囲気を味わいたい!」という場合には、現地到着後にライブ会場を回って、気に入ったチケットをその場で購入するという方法がお薦めです。会場の入り口にBox officeというチケット売り場で下記のようなフレーズでチケットを購入しましょう。
Are there any tickets still available for tonight?
(今晩のチケットまだ買えますか?)
チャージはどのくらい?オーダーの仕方は?
日本のライブハウスでは、チケット料も高く、1ドリンク制である場合が殆どですよね。しかし海外では、バーやクラブなどにライブ設備が併設されている事が多い為、生演奏があっても入場無料である事が多いです。有料でも、アメリカだと5ドル程度から高くても50ドル程といったところ。1ドリンク制などもほとんどありません。
何か飲みたければ、Barカウンターで下記のようなフレーズを使って飲み物を頼み、その場でお金を支払うシステムになっています。
I’ll have a pint of lager please?
(ハーフパイントのラガーを下さい。)
Can I have a daiquiri, please?
(ダイキリをいただけますか?)
注意点として、海外のバーやクラブなどお酒を出す場所は年齢制限があり、入場の際はIDを提示する必要があります。必ずパスポートを持っていきましょう。
海外のライブの盛り上がり方や楽しみ方、注意点は?
海外のライブに実際に行くと、日本と雰囲気が異なって驚くこともしばしば。事前に心構えをして余裕をもって楽しみたいところです。そんな海外ライブの雰囲気や楽しみ方をご紹介します。
▼どんなバンドが演奏しているの?
ニューヨークやロサンジェルス、ロンドンなどの大都会では大小様々な開場で毎晩生ライブが行われています。インディーズや無名バンドがあり、またある程度有名なジャズ奏者が小さなバーで演奏しているということもしばしば。大物歌手がシークレット出演するなどもあり、そうなるとライブ会場は大盛り上がりになります。
ヘビメタやパンク、激しめのロック・バンドになると、盛り上がりが最高潮になり、観客同士が体をぶつからせ合うなどの危険な行為も頻繁に起こるため、体の小さい方や体力に自信のない方は端の方でおとなしく見ることをおすすめします。
また、クラブなどで皆が踊り出すと、それに紛れて危ない薬などを売ろうと知らない人が声をかけてくるようなこともありますので、そういった声がけにははっきりと「No, thank you.」と言って断りましょう。
▼音楽以外のショーも盛りだくさん
ニューヨークなどに行くと、音楽以外のエンターテイメントライブも毎夜開かれています。コメディクラブの数も多く、駆け出しのコメディアンがショーを繰り広げています。本格的なマジックを披露しているバーがあったり、小さなダンスミュージカルを見ることができるスポットも。たいていお店の前に広告や看板が出ていますので、気になったら足を踏み入れてもいいかも?
ナイトライフを楽しめる欧米の有名店
最後は、ライブが楽しめる欧米の有名店をご紹介しましょう。もし現地を訪れることがあれば、ぜひ足を運んでみてください。とびっきりの思い出になると思いますよ!
▼Village Vanguard(ニューヨーク):ジャズクラブ
店名を聞いたことがある方も多いのでは?マイルス・デイビスも出演していた老舗の有名ジャズ・クラブ。このクラブでレコーディングされたJazzの名盤もたくさんあります。ジャズ好きなら一度は足を運びましょう!
https://villagevanguard.com
▼Knitting Factory Brooklyn(ブルックリン):ロックバー
ロッククラブが多いブルックリンの中でも特に有名なライブハウス。ロックミュージックを中心としているバーも有名な会場です。ロック好きなら、とにかくここに!
▼STAND UP NY(ニューヨーク):コメディークラブ
数々の有名コメディアンを育ててきた街中で一番古いコメディクラブの一つ。アッパーウェストサイドにあり、毎晩2本のショーが開催されていますよ。
▼The Cavern Club(ロンドン):ミュージッククラブ
あのビートルズが何度もライブを行ったという知る人ぞ知るロンドンのライブハウス。そのレンガ造りの建物自体がイギリスの歴史的建物ベスト10にも選ばれているので、観光目的で足を運んでも。音楽はインディーズやポップス、ロックなどが中心。
https://www.cavernclub.org/venue/cavern-club/
海外旅行の一つの楽しみであるナイトライフ。ただクラブやカフェでお酒を飲むだけでなく、せっかくならライブミュージックやショーを楽しみたいものですよね。日本に比べてお得に楽しめるので、現地の雰囲気や注意点を事前に調査して、ぜひ体験してみてくださいね。
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