「英検は学生向き」は誤解です。「社会人も英検受験」で英語力を効果的に伸ばそう!

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「TOEICはビジネス向き」「英検は学生向き」という考えを持っている学習者も多いようです。これらの考え方は全く見当違いです。特に英検に関する誤解は根強く、英検がリリースするデータを見ても、2014年度英検受験者263万人の内訳は、「学生232万人」に対して「その他(社会人など)31万人」となっています。社会人には「英検=学生」という感覚が強くあります。今回は、社会人も「英検受験」で英語力UPを目指すべき理由についてです。

「英検受験」が英語力UPにつながる理由① 「面接試験の実施」

日本での英語学習において、コミュニケーション能力重視の傾向はここ数年で急速に高まりました。また、スピーキングテスト(能力)のスコアを重視する学校・企業も倍増し、TOEIC S/W(スピーキング/ライティング)テストの受験者数はこの2年間で倍増しました。これは日本人が英語学習する上でとても良い傾向だと思います。アウトプット能力(話す・書く)を強化することによりインプット能力(聞く・読む)も同時に高められ、英語学習そのものが効率的になるからです。

私は日本で実施されているほとんど全てのスピーキングテストを受験してきました。先月は高校生に交じってTEAPを受験しました。試験教室内は私(40歳代)以外全員高校生でしたので、周囲の受験者にずっとジロジロ見られていました。英検は面接官と受験者の両方を毎回交互に行っています。2016年はTOEIC SWとTOEFLの受験回数を増やすつもりです。

最近受験者数を増やしている英語スピーキングテストですが、あえてベストなものを一つ選ぶとすれば「英検」だと思います。理由は、「面接による実施」と「価格の安さ」です。多くの他のスピーキングテストは「面接」ではなくCBT(Computer Based Testing)で実施されています。つまり、コンピューターに向かって話をして、その録音された音声が採点されるのです。

CBTのデメリットは大きく二つあります。まず一つ目に、「慣れ」が試験結果に大きく影響します。日常生活でコンピューターに向かって話すことはまずありません。そして、日常のコミュニケーションにおいて、私たちは常に相手の反応を見て、相手の理解度を考えながら話しています。これがコミュニケーションです。CBTでは何かの話題について1分間コンピューターに向かって話し続けるなど、日常生活では起こりえないシチュエーションで受験するため、「慣れ」が必要になってきます。そして、これは「対策」した人が有利な状況にもつながります。

二つ目に、これは実際に受験した人になら頷いてもらえると思いますが、CBTはパソコンが敷き詰められた教室内で行われます。自分が問題を聞いて(読んで)考えている最中に、隣の席の人が大声で話しているという状況が生まれます。問題によって、または、隣の受験者の声量によっては大きなマイナスの影響を受ける場合があります。

「英検」のスピーキングテストは試験官と「面接」で行われます。まさに実際のコミュニケーション能力が測定されます。TEAPやIELTSのスピーキングテストも面接によって実施されますが受験料がネックとなります。(TEAP 15,000円 IELTS 25,000円)。通訳案内士試験でも面接が実施されますが、試験結果の詳細が伝えられないことと、合格率が高すぎる点が気になります。また、会場内には着物などを着て、英語力以外の面でアピール(?)する人もいる雰囲気があるのも気になります。

「英検受験」が英語力UPにつながる理由② 「級別の試験問題」

英検は1級~5級(+準1級・準2級)の7つの級(レベル)に分かれています。よって、自分の英語力にあった学習が可能になります。これは英語以外のあらゆる学習においても大切なことです。司法試験などの難関試験に向けた勉強のスタート直後は「何からはじめるべきなのか?何を勉強していいのか?」がわからず、学習そのものの効率が悪くなることがよくあります。

TOEICは非常に良質なテストだと思いますが最大の弱点はこの点にあります。スコア990点の人もスコア200点の人も同じ問題を受験します。「990点の人はわかる問題だらけ。200点の人はわからない問題だらけ。」という状況が生まれてしまいます。英検では7つものレベルに細分化されているので、自分に合ったレベルの勉強と受験をすることにより効率的に英語力UPが可能になるのです。

社会人こそ英検受験 

社会人として英検受験をためらってしまう理由の一つが「社会人なのに・・・」というものでしょう。確かに、英検準2級・3級は中高生が中心ですが、2級は多くの大学生・社会人も受験しています。1級・準1級では社会人が大半です。ぜひ2016年は「英検」で英語力UPを目指しましょう。

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