“英語で面接”というと相当ハードルが高く感じると思いますが、「自分は英語ペラペラじゃないから……」と最初から諦めるのはもったいない!
転職に必要な要素は「英語を話せること」だけではなく、”英語を使って何ができるか?”という「仕事の技術(スキル)」だからです。
今回は、”英語で面接” をうまく乗り切るためのお決まりフレーズを覚えましょう!
1. 「職歴を聞かれたとき」のお決まりフレーズ
◆ “Prior to that, I spent five years as a human resources supervisor at an accounting firm.”
これまでは5年間、会計事務所の人事部でスーパーバイザーをしていました。
“Prior to”は、”before”のフォーマルな表現で、面接はもちろん、ビジネスシーンで丁寧な印象を与えます。
”Prior to”を使うときは、「今」の時点は含まないので、「今より前にやっていたこと」を伝えるときに使いましょう。
◆”I was originally hired as an administrative assistant, but I wound up in marketing.”
もともとは秘書でしたが、今はマーケティングを担当しています。
“I was hired as(肩書き)”は、人に自分の肩書きを伝えるときに使います。
“I’m hired as the S.V. of sales”(営業のスーパーバイザーです)、”I was hired as an account manager”(経理部長でした)など。
“I wound up in (marketing, accounting, sales, softwareなど)“は、「最終的に今は〜をしています」と、途中経過を飛ばし、経歴を簡潔に伝えるのに便利です。
また、マーケティングやアカウンティグなど、それぞれの分野の前につける前置詞は ”in” であることをおさえましょう!
“administrative assistant”は、”secretary”(秘書)のことですが、最近ではsecretaryが性別差別だという声もあり、”administrative assistant” を使った方が、より思慮深い印象を与えられます。
2. 「強み(長所)を聞かれたとき」のお決まりフレーズ
◆”I’d say that my greatest strength is my patience and my strong willingness to help other people.”
私の最大の長所は、忍耐力と人の助けになりたいと強く思う気持ちだと思います。
“I’d say that…”は、「〜と思う」という表現ですが、”I think…”よりも思慮深い印象を与えられます。
“willingness to do”は、「何か難しいことや好んでやりたくないようなことをすすんでやる気持ち」というニュアンスで、”willingness” を使うことで、知的な印象を与えることができます。
◆“I’m highly motivated and I can think well on my feet.”
(私はどんなときも一生懸命働き、どんなときも自ら考えて動くことができます)
“I’m highly motivated.”と言うことで、「どんな仕事でも高い意識で、一生懸命ポジティブに働くことができる」ことをアピールすることができます。
“I can think well on my feet.”は、「何かが起こったときに、今ここで何をすべきか?を自分で考え、臨機応変動くことができる」というニュアンスを表せます。
3. 「近い将来何をやりたいかを聞かれたとき」のお決まりフレーズ
◆ “Ideally, I’d like to be responsible for supervising a marketing team.”
(理想を言うなら、ゆくゆくはマーケティングチームの監督をしていたいです)
“Ideally” を頭につけることで、「こうは言ってはいるものの、実際はそう簡単には叶わないだろうけど」という、謙虚なニュアンスを表せます。
“I’d like to be responsible for doing” で、「何か責任のあることをしたい」という気持ちをアピールできます。
ですので、”Ideally” と一緒に使うことで、謙虚でありながらも、責任のある仕事をさせてもらいたい、という強い意志をうまくアピールすることができるんですね。
いかがでしたか?
今回のフレーズもしっかり覚えて、転職の成功につなげていただきたいと思います。
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