ハンバーガーと言えばマクドナルドという常識はいま、変化の時を迎えています。2004年にNYで発祥したShake Shacをきっかけに、ファストフードの安くておいしい「あの」ハンバーガーから、オリジナリティを提供するグルメ志向に変化を遂げてきています。そこで今回は、気になる注目のお店情報からハンバーガーを英語で注文する英語表現までたっぷりご紹介します。
ハンバーガーって英語でなんて言う?
ハンバーガーを海外で注文する際は、もちろん【ハンバーガー】で通じます。
まずはハンバーガーに関するワードをどのように英語で表現すればいいのかみてみましょう。
ハンバーガーに関するワード | 英語表現 |
---|---|
ハンバーガー | hamburger / burger |
チーズバーガー | cheeseburger |
セット | Combo Meal |
ポテト | french fries |
コーラのMサイズ | medium coke |
アメリカの国民食に変化!ハンバーガーの過去と現在
ハンバーガーと言えばマクドナルドという常識はいま、変化の時を迎えています。2004年にNYで発祥したShake Shacをきっかけに、ファストフードの安くておいしい「あの」ハンバーガーから、オリジナリティを提供するグルメ志向に変化を遂げてきています。そこで今回は、気になる注目のお店情報からハンバーガーを英語で注文する英語表現までたっぷりご紹介します。
マクドナルドは時代の象徴
アメリカにマクドナルドが誕生してから78年。高度成長期に合わせ、家族をターゲットにした店舗作りが受け、一気に店舗を拡大していきました。
一番の狙いは、リーズナブルなお値段。週末は家族で出かけるのがトレンドだった40年代、高額の出費をせずに、外食できるマクドナルドは家族にとって大切な時間を過ごす場所だったのです。
ハンバーガーの定番といえば
50年代以降、マクドナルドがアメリカ食文化のモデルになり、ハンバーガーといえば、牛肉のバーガーにチーズ、ピクルス、ヒラヒラの薄いレタスとトマトが一枚乗ったケチャップ、そしてマスタード味というものが定番に。
特にマクドナルドといえばビッグマック。単品だけで530キロカロリーもあるって知っていますか? フレンチフライとLLサイズのコーラの食生活を続ければ、アメリカ体型がいっちょできあがりといったところでしょうか。
ハンバーガーはジャンクフードから健康志向に
そんなハンバーガーも健康ブームに乗っかり、今では第三世代ハンバーガーがブームの兆し。日本にも保存料や防腐剤を使用しない自家製バンズや、牧草のみで育てたオーガニックミートを使用する、こだわりの強いハンバーガー屋さんが続々上陸してきています。
英語でハンバーガーを注文してみよう
ここからは実際に英語で注文できるように、手順に沿ってフレーズをご紹介していきます。
1.メニューを見て質問する
お店に入ったらカウンターでまずは注文。アメリカのファストフードレストランは最近では写真付きのメニューも増えましたが、カウンターで見せられるメニューはたいてい、品目と価格のみです。簡単に注文できそうなセットメニューがあったらいいのに!と思ったらこんな風に質問しましょう。
Hi, do you have any set menus? ( ハイ、セットメニューってある?)
Do you have any combos? ( セットメニューありますか?)
2.注文する
セットがあれば、そこから選んで注文しますが、単品ずつの注文の場合は、ワンフレーズでまとめて注文するような言い回しが一般的です。
Hi, Can I have the Original burger, a medium french-fry and a Large coke.
(オリジナルバーガーとMのポテトとコーラのLをください。)
I will take the Original burger and a small coke.
(オリジナルバーガーとコーラのSをもらいます。)
今日本でも人気のShake Shackのようなお店では、ハンバーガーもカスタマイズできるので、もっと詳しく説明が必要ですよね。トッピングなどを追加したいなら、こんな風に言うことができます。
Can I have a single cheese burger with bacon, extra cheese and Shake Shack sauce on it.
(シングルのチーズバーガーに、ベーコンとチーズ増量、シェイクシャックソースを追加でください。)
ハンバーガーに入れて欲しくないトッピングやソースはこのようにお願いしてみましょう。
Can I have the Original burger without mastered, please?
(バーガーのマスタード抜きでください。)
No mastered on my burger, please.
(私のバーガー、マスタード無しでお願いします。)
Can you give me extra mayonnaise on my burger, please?
(バーガーに多めにマヨネーズ入れてください。)
注文が終わったら、たいていここで食べるか持ち帰りか?と聞かれ番号札を渡されます。店員さんの会話の流れも見ておきましょう。
店員:Thats all for you? (以上ですか?)
あなた:Yes, That’s all. (はい、以上です。)
店員:For here or for to go? (店内ですか?持ち帰りですか?)
あなた:For here. (ここで食べます。)
店員:$15.50. Here is your number. (15ドル50セントです。こちらあなたの番号ね。)
3.注文の受け取り
番号を渡されたら、席について呼ばれるまで待機します。たくさんのカスタマイズオーダーがあると店員さんも間違えることがあるので、商品を受け取ったら、まずオーダーした通りのものが渡されたか確認しましょう。オーダーと違っていたらこんな風にいって変更してもらいます。
Hi, I ordered my burger without any mastered.
(マスタード抜きのバーガー注文したんですけど。)
Could you change my burger to no mastered?
(私のバーガーマスタード抜きにしてもらえます?)
Can I get this without mastered?
(マスタード抜きのもらえますか?)
4.食事を楽しんで味わう
注文通りの商品が揃ったら、早速いただきましょう。揚げたてのフライドポテトやとろとろのチーズバーガーはできたてのうちに味わいたいですね。一口たべて美味しい!と思ったら早速英語で表現してみましょう。
Wow, this is amazing!
(わーー。これ凄い!)
This is so delicious.
(これ、凄い美味しい。)
Oh, my goodness, I have never had such a delicious burger before.
(なんてこと、こんなおいしいバーガー今まで食べたことない。)
This is so good. I am glad we came here.
(これ凄い美味しい。来たかいがあったなあ。)
This burger made my day!
(よい一日になったなあ。)
最近おすすめのハンバーガー店
英語での注文フレーズを覚えたら、いざ海外のお店へ!
毎年アメリカ発表されるその年の人気のファストフード店から、常に上位にお目見えする人気店をご紹介。オリジナルのハンバーガーやレストラン顔負けのサービスなど、特徴は様々です。
Shake Shack
2004年NYでホットドッグスタンドから始まったShake Shack。今では世界にチェーン展開するバーガー店として人気を博しています。日本では関東に2件と関西に1件を構えています。Shake Shackの特徴は、ホルモン剤を使わず育てられたアンガスビーフ100%使用のバーガー。ジャガイモを使ったバンズはハワイアンテーブルロールのようにふわふわでしっとり、お肉との相性もばっちりです。
Shake Shackの原型はホットドッグスタンド。もちろんメニューにもホットドッグは存在します。サイドにはもちろんカリカリのフレンチフライと手作りレモネードもアメリカらしい。オリジナルの濃厚なアイスクリームは5種類のフレーバーでコーンシロップを使用していない自然派テイスト!
ルイジアナで作られたメイドインアメリカのドラフトビアもオリジナル!
Five Guys
Five Guysはバージニアで1986年に誕生しました。アメリカとカナダを中心にすでに1,000店舗以上を構えるビックチェーンで、フランスやスペインのヨーロッパを含めると全部で1,500店舗あります。Five Guysのバーガーの特徴は、オールカスタマイズ! ベースとなるハンバーガー、チーズバーガー、ベーコンバーガーに好きなトッピング15種類からカスタマイズできます。
Five Guysのフレンチフライは全て100%ピーナッツオイルで揚げるのでとってもさっくりして風味がいいんです。フライにケチャップは欠かせませんが、Five Guysのツーならビネガー入りのケチャップを選択。お酢の酸味とフライの香ばしさが絶妙のコンビネーションです。おまけにFive Guysは、おやつの殻付きピーナッツが食べ放題!ちょっと塩気のきいたピーナッツは、注文が出来上がるまでのちょっとしたおつまみに最高!
Fuddruckers
Fuddruckers(フッダロッカーズ)は、1979年オープンのフランチャイズバーガーレストラン。テキサスのヒューストンが発祥で、アメリカ全土~ヨーロッパにもチェーン展開しています。Fuddruckersの特徴はなんといってもチェーン展開とは思えないこだわり。バンズは全てレストランで焼いていて、アメリカのプレミアムビーフだけを100%使用しており、注文してから初めてハンバーガーを焼くレストランスタイルは創業から変わっていません。
Fuddruckersはフレンチフライの代わりにオニオンリングが人気。ハンバーガーは女性や子供にも嬉しい小さなポーションも選べ、トッピングから焼き加減まで全てカスタマイズできます。もっと凄いのは、ハンバーガーショップなのにサラダバーがあること! 健康志向の人には見逃せないグルメスポットです。
Whataburger
テキソン(テキサス人)なら、ハンバーガーと聞かれてすぐに思い浮かべるのがこのWhataburger(ワタバーガー)。なんてバーガー、と名前のついたこのハンバーガーショップは、テキサスを中心に800件以上の展開があるショップです。テキサストーストと言われるトーストにはさんだアボカドベーコンバーガーは、ボリュームたっぷりの豪快さがテキサスらしい!Whataburgerはコンボメニューが豊富で初心者も選びやすい。
Whataburgerの隠れアイテムは実はオリジナルケチャップ。じっくり煮込んだトマトの風味が濃厚なしっかりとした味のケチャップは、ボトルで買い求める人もいるくらい、ショップの人気アイテム。フレンチフライにたっぷりつけたら絶品です。ビスケットやパンケーキのバリーエーションも豊富な朝食メニューもあり、テキサスの人々の胃袋を24時間満足させるダイナー感覚のバーガーショップです。
Smashburger
チェーン展開をするバーガーショップの中ではまだ新しいお店Smashburger(スマッシュバーガー)。2007年にデンバーでオープンして以来、ヨーロッパやカリブ方面を含め370の店舗を構えるバーガーショップ。Smashburgerの特徴はバンズの豊富さとローカルメニューのユニークさ。雑穀バンズ、スパイシーチポレバンズ、エッグバンズとバーガーのコンビネーションは個性的です。2018年春にお目見えしたプレッツルバンズを使ったPub Triple Double Burgerはたった$4で、しかも地域によってお値段も変わるという展開が面白い。
Smashburgerは、サイドメニューも個性的でスタンダードなフレンチフライからスイートポテトのフライ、オニオンリングやピクルスフライ、ブラッスルスプラウトのグリルまでその品ぞろえにはびっくり。健康派思考には、フレッシュサラダも用意されていて、食へのこだわりが感じられる個性派バーガーショップです。
In-N-Out
創業65周年を迎えたIn-N-Outですが、いまだにアメリカでは人気バーガー店の上位を占める超老舗です。1948年に初のドライブスルーバーガー店としてカリフォルニアにオープンしたIn-N-Outは、西海岸では根強い人気を誇っています。人気の秘密はクオリティコントロール。すべての注文は受けてから調理することと、100%USDAグラウンドビーフを自社工場で丁寧に下準備しています。なかでもDouble-DoubleはIn-N-Outの代名詞的存在。
100%のサンフラワーオイルで揚げたフレンチフライは香ばしくサクサクの歯ごたえが最高。中でも人気のシェイクは王道を行くバニラ、ストロベリー、チョコの三種類で全て100%アイスクリームから製造されています。シンプルでフレッシュな素材が半世紀たった今でも、多くの人を魅了してやまない当たり前のおいしさを提供しているハンバーガーショップといえるでしょう。
Steak n Shake
Steak n Shake(ステーキアンドシェイク)は、創業当時ガソリンスタンドにあった一件のレストランでした。創業当時のオーナーがTボーンステーキやサーロインを客のまえでミンチに砕きバーガーにして提供するというパフォーマンスが受けて、レストランの人気は高まりました。プレミアムステーキのハンバーガーをたった$7で食べることができるなんてかなりお得。しかもバーガーは全てフレンチフライが付いてきます。
Steak n Shakeで忘れてはならないのは、種類の豊富なシェイク。コンビネーションの数はなんと32種類。シンプルなフレーバーからM&Mやキットカットのトッピングまで、いろんなシェイクが楽しめます。キッズメニューや朝食もバラエティ豊富で、家族連れには最高のスポットです。
まとめ
ハンバーガーを英語で注文する例文や今人気のバーガーショップをご紹介しました。アメリカのファストフード店では、基本的に速さが売りですので、日本の店員のように「ご一緒にOOはいかがですか?」といったサービス的アプローチを受けることはまずありません。きれいな文章を作ることに気を取られず、確実に欲しいものをいくつ注文したいのかということを念頭に置いていれば、英語の注文は難しくありません。
ポイントは、自分の言いたいことが伝わったかどうか?店員さんのフレーズが聞き取れたかどうか?というところです。わからないことがあったら、どんどん質問して聞き逃しが無いように心がけるのも英会話のコツですよ。
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